『アイスプラント』
 一言で言えば、なんとも不思議なお野菜です。
 噛めばプチプチほんのり塩味。葉や茎の表面に水滴のようなものがついており、その部分に塩分を蓄えているのだとか。葉の部分は肉厚で酸味があり、茎の部分はシャキシャキとした歯ごたえが楽しめます。強いて言えば、海ぶどうに近いかもしれません。
 そのままサラダで食べても天麩羅や炒めて食べても良いです。
 アイスプラントは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、カロテンと言ったミネラルをバランス良く含んでいる野菜です。

 サボテンのような多肉多汁組織を持つ南アフリカ原産の多肉植物で、地中のミネラルを吸い上げる力があり、耐塩性が高い植物です。吸塩植物とも呼ばれています。葉や茎の表面に見られるキラキラした輝く粒が特徴で、これはミネラル分を多く含むブラッター細胞と呼ばれる葉の一部です。

学名「メセンブランセム・クリスタリナム (Mesembryanthemum crystallinum)」

 最近ではメタボリックシンドロームの予防に効果的な栄養素が含まれていると発表されて注目されています。
 アイスプラントがメタボリックに効果があるのは、ミオイノシートルという成分。ミオイノシトールには、中性脂肪の増加を抑制する効果があるとか。また、アイスプラントにはピニトールという成分も含まれていて、こちらには血糖値を下げる働きがあるとか。ちなみにこのミオイノシートルという成分は、ほかの野菜には含まれていないアイスプラントだけの貴重な成分だとか。これから研究が勧められてはっきりしたことが解明されていくといいですね。
 健康増進効果のある物質を増加させるなどの栽培方法も研究されています。

バラフ(アイスプラント)の食品成分
エネルギー  15Kcal
ナトリウム  360mg
カリウム   480mg
カルシウム  30mg
マグネシウム 18mg
リ  ン   45mg
カロテン   910μg
レチノール当量 150μg
ビタミンK   77μg
パントテン酸  0.63mg
食塩相当量   0.9g

佐賀大学農学部データーより抜粋